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カミツレの笑顔

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今日もせっせと花摘み... プチプチとどんどん摘んで乾燥させる。
先日も大雨の前に摘んでおいてよかったあ。

太陽へ向かい上へ上へと伸びる茎は細く、風が吹けばすぐに倒れる。小さな花の白い花弁はすべて反らして、黄色い帽子のような蕊をあからさまに日にさらす。

カミツレを観ると、やっぱり子どもの姿だなあといつも思う。
それも特に、外界との境界があいまいで敏感、ちょっと癇の高い子どもと重なる。

植物の形態にその特性を観て用いるようになってから、香りを選ぶのがますます楽しくなった。時季についても、キク科の花は五行でいう春の木気(肝・胆経)の頃に咲くのも納得できる。

今週は、赤ちゃんや幼児の子どもたちと新しい出会いがいろいろあった。
彼らと笑顔を交わしながら、カミツレの花を想う。
by mahaalmaharik | 2006-05-27 21:34 | 子ども
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