ちょうど 風邪をひいてしまったのと 有り難いことに色々いただきものが揃ったので、早速 ジンジャーシナモンシロップ。 なかなか書けなかったのですが 風邪・インフルエンザ予防にもなるアロマケアその2。 近所の農家からいただいた採れたての生姜。 時季的に繊維も多そうなので シナモンとクローブ少々、きび糖を加えてぐつぐつ煎じてシロップにしました。 (トウガラシを入れたら、ほぼジンジャーエールレシピでしょうか。) 生姜の爽やかな辛さに、シナモン独特の甘味や香り、それに同じく風邪対策+ビタミンCも兼ねてレモン汁を加えてさっぱりいただきました。 日持ちのするハチミツ漬けも。 より甘味が強くなりますが、ハチミツの香りと甘さが喉を潤してくれて、まろやかなスパイシーテイスト。今度は豆乳チャイに入れようか。 ほお〜っと、あったか。 初冬のデトックスになりました。 大活躍のショウガ。 漢方で言うところの、生の生姜(しょうきょう)は特に発汗を促進、痰を切ったり、下痢止め、吐き気止めなど・・寒気の強い風邪の初期には良さそうです。 有名なショウガオール成分は熱を加えると増えるそうで、今日はより体を温めてくれるでしょうか。 蒸して乾燥したホントの乾姜(かんきょう)でなくても、キッチンの野菜庫の隅でころんっと転がっているようなショウガも加温性を増している気がして、よく煮物などにポンッと入れています。 ただしショウガは、辛温性が解熱とともに、気も発散させてくれるので、発汗して体力を失って来ているのに摂りすぎると、グッタリ(汗)。 私は以前、バリ島でアイルジャヘ(ショウガ湯)しか飲むものがなかった時、痛い目にあったことがありました(苦笑)。 体温が高く症状が変わりやすい子どもの場合も、注意しながらお使いになる方が良いようです。 予防でしたら、(できれば砂糖は控えめな)ジンジャークッキーも、食べやすいかもしれません。 それから、リウマチや筋肉痛など痛みを緩和してくれることもよく言われますが、胃腸に熱感があるなど粘膜に炎症がある時にもご注意を。 もちろん免疫強化で有名な朝鮮人参やエキナセア、ローズマリーなどなど他のハーブもありますが、個人的経験では、ショウガやシナモンは、肺・胸腺・肝臓・腸・骨髄などの免疫の土台を、芯からバックアップしてくれる感じがします。 シナモン (桂皮)は特に肺に入り、体力が落ちたり、慢性的に長引いた時にもよく、このアルデヒド成分は、感染症やアレルギーで重症化した時のサイトカインストーム*を予防するにも良いという研究結果も。 (漢方を服用する時は、専門の先生に診ていただいた方が安心ですね。) お気に入りは、三年番茶とシナモンなどのブレンド。 リンゴやバナナにもシナモンパウダーをかけたり・・・。 大好きなスパイスハーブ・・・ついお話が長くなりました。 *サイトカインストーム 細胞から分泌される炎症、増殖、分化などの作用をもったタンパク質サイトカイン(ヒスタミン・プロスタグランジン・ロイコトリエンなど)の制御が失調し過剰な炎症増殖反応を呈すること。アレルギー・アンフィキラシーもこのタイプ。 *残ったハチミツには、カリンを漬けました。
by mahaalmaharik
| 2009-12-04 14:10
| アロマな暮らし
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