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睡蓮の池

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5月に訪れた時も、大きなメタセコイアの影を落としていた神代植物公園の池。

雨の合間の夏空のもと、何とも言えぬほど可憐な、ベビーピンク色のスイレンが花盛りでした。

池の向こうには.....
日本に住んでいる日々の自分を忘れてしまいそうです。
ここに立つとなぜか
「遥か遠く」を感じます。



「メタセコイア」が湿生地を好む裸子植物と聞いて、後日、ちょっと調べた覚え書き。
1941年に中国四川省で発見されるまでは、生きているものが知られていなかった大変古い植物で、「生きている化石」と呼ばれているそうです。日本にも300万年から100万年前頃まではたくさん生えていたらしく、その頃からあまり進化していないとのこと。
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by mahaalmaharik | 2006-07-22 19:10 | 自然観察

新盆の頃〜ムクゲ

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新暦のお盆。

ムクゲ(木槿)が咲きました。

夏の京都、寺の境内でよく見かけました。
茶花によく使うからでしょうか。
暑さの中、涼を誘う。

そういえば...お釈迦様の弟子の目蓮(もくれん)が、餓鬼道(がきどう)に堕ちた亡母をその功徳によって救って鬼子母神にしたというお話を聞きながら境内を歩いた。

施餓鬼は、本当は、夏の大施餓鬼だけでなく、毎日させていただくものだと、お坊さんは言っていた。
夜、人の足が踏み入れない暗がりに、その日自分の茶わんからほんの少しだけ取らせてもらったご飯を置く。光明真言を7回唱える。
唱え終わったら、すぐに、後ろをふり向かずその場を立ち去る。
恵んでもらうことが恥ずかしい餓鬼道の世界の魂への心遣いなのだそうだ。

ん? 同じことをした憶えが...
バリ島では、バリ暦でいうカジャン・クリオンの日(吉凶でいうところの凶の日だろうか。しかし治療やお守りを浄化するなど神様の御加護がある日でもある)、村の寺院や自邸の先祖を祭る寺だけでなく、四ツ辻や敷地の四隅に潜むといわれる低級霊にも、バナナの皮で作った盆に五色の花や米飯などで飾った供え物をする。

いつも優しい心遣いをくれたPurnamiさんはどうしているかな...。
よくいっしょにおしゃべりしながら、供え物を作るのを手伝わせてもらった。

Purnamiはバリの言葉で、「満月」の意の女性形。
彼女とは、初めて会った時から、旧知の仲のように、いつも楽しく話すことができた。
男衆のいない留守宅で、お手伝いのPututおばさんが犬に咬まれたアクシデントが起こり、それを二人で乗り越えた時からより彼女との友情は深まった気がする。
彼女の姿から、純粋な優しさと信仰心、恥じらいや礼節、ユーモア...たくさん教えてもらった。

お盆は、自分が今こうしてここに在ることのできる、「縁(えにし)」「つながり」に感謝する日でもあるのかもしれない。
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by mahaalmaharik | 2006-07-04 22:38 | 集い

桔梗の五芒星形

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蒸し暑い日がつづきます。
いよいよ夏。

桔梗の青の清々しさが嬉しい。

優しい五角形の花弁。
雄しべもはじけて五角形になっている。


「自然界の五芒星形」

バラと金星の関係はよくいわれるが、その謎についての考察はもっと思考力の働く時にしよう。
今は、植物と一体。
私の感覚は外の世界に溶けてしまっている。

そうめんが美味しい季節になりました。

「桔梗の花 咲く時ぽんと 言ひそうな」 千代女
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by mahaalmaharik | 2006-07-03 17:13 | 自然観察