人気ブログランキング | 話題のタグを見る

海のしずく〜Ros marinus 

海のしずく〜Ros marinus _f0087766_9244950.jpg
毎日暑いですね〜。

たっぷり汗をかく夏の季節には
さすがにオイルケアという気になりません。

シャワーの最後やちょっと汗をかいた合間に、ラベンダーを加えた水で湿らせたタオルで拭くとすっきり。
香りのオーラに守られているようで安心。
デオドラントにも。

にょきにょき伸びたローズマリーを剪定していたら、ハンガリアンウォーターでリフレッシュしたくなりました。

フラワーウォーターや精油を希釈しても充分楽しめますが
手元にあったハイドロエッセンス
(水精油:精油に含む親油成分を含まず刺激が少なくて香りが優しい)を使って...

実は、精油のローズマリーの香りはちょっと苦手なのですが
こちらは大丈夫。

水精油のローズマリー、ペパーミント、レモン
美肌には嬉しいローズ、ネロリ
メリッサ(精油をほんの少し)
それにオリジナル・レシピにはない
日焼けの回復と香り全体の調和としてラベンダーも加えて...

シャキッとした中にも爽やかな甘さがほっと安心の
ボディースプレーができました。

「たまにやるもんだから..」の畑仕事の筋肉痛にも
皮膚表面からすみやかに働いてくれるようで
後からじわっと温かく、けれどすっきり。

頭皮につけても気分爽快。
血行がよくなると同時に
確かに皮脂もとってくれるみたい。

今度は剪定したローズマリーのティンクチャー(浸出液)で試してみよう♪


*Ros marinus
名前の由来はラテン語の「ros(しずく)marinusu(海)」
ともうひとつ「聖母マリアのバラ(Rose of Maria)」とも云われる。

迫害を受けて幼いキリストとともにエルサレムへ逃げる途中
野宿のために青いマントをローズマリーの上にかけたところ
それまでに白かったローズマリーの花が青く変わったという伝説から。

この話を聞くたびに、ラファエロの『聖母子像』の青いマントの色が浮かぶ・・・「真実の包容」。

ローズマリーは温性のハーブ。
「癲癇の傾向のある時には禁忌」というのは
特に熱や震えがある時に注意が必要なようです。
強い神経強壮作用は、精神的な明確さと内面的な強さを支えてくれる。
今の暑い季節には他の香りとのブレンドが心地よい。

古代からハーバリストたちを魅了してきたローズマリーの強い浄化力は、現代では電磁波よけにパソコン作業のおともにする方も。
by mahaalmaharik | 2007-08-08 23:04 | アロマな暮らし
<< 夏山便り 海の日に >>